絵本の世界
福音館書店から3月~毎月1冊ずつ計12冊出版予定の大型絵本「いきものづくしものづくし」
見開きのページに、それぞれのテーマに沿った生き物や物が描かれています。
今月で7冊目までいきました。今月は、「橋」や「台所の道具」「きのこ」などが、画面いっぱいに描かれています。
今日も友だちや保育者と眺めていました。「これ知らない」「これなんだ?」「見て見ておもしろいね」と、じっくりと見て、「来月は何の絵が集まっているのかな?」と楽しみにしています。
この他にもルーテル幼稚園の子どもたちは物語の絵本も大好きで、「先生読んで」「次はこのお話にして」「今日もこれ読んで」と絵本を読んでくださいとお願いをしに来る子がたくさんいます。
今は、様々なメディアが身近にあり、動画や写真が溢れている時代です。ですが、紙をめくり、美しい絵を通して、子どもたちの感性が刺激されることがたくさんあると思います。大人に読んでもらうことで耳で物語やことばを聴き、じっくりと絵を見ることで、お話の世界にぐんと入り、ワクワクしたりドキドキしたり、びっくりしたり悲しんだり喜んだり、と、心が動かされていくのです。この心が動かされることがまさに感性の豊かさに繋がり、そして、それはいずれ知性へと繋がっていきます。
その絵本の世界に親しみ、お話が大好きな子どもたちになってほしいと願い、幼稚園では、福音館書店が出している月刊本「こどものとも」を各学年に配布しています。こどものともは50年以上の歴史があり、親子で読んでいる方もおり、ここからたくさんの名作が生まれています。こどもにとって良い絵本はこどもたちをお話の世界へいざなう作品であるとし、毎月学年別に発行されています。
幼稚園にも歴代のこどものともが置いていますが、人気の本はぼろぼろになるまで読み継がれています。
各クラスに自由に絵本を手に取れる本棚以外にも、「ルーテルとしょかん」と名付けた絵本コーナーも人気の場所です。
仲良し3人、特別大きな絵本を読んでもらっています。ちょっとリラックスモードで寝転がっちゃいました!