4月の聖句・牧師【 新しい歌を主に向かって歌え 】
4月の聖句 「新しい歌を主に向かって歌え。」 詩編 96編1節
4月は全てが新しくなる季節です。
満開の桜のもと、初々しい新入社員と思しき集団とすれ違ったり。
まだぎこちなく大きめの制服に身を包んだ中学生を見かけたり。
そして、ルーテル幼稚園にも新しいお友達が仲間入り。
旧約聖書の詩編96編の「新しい歌を主に向かって歌え。」という言葉は、
たくさんの苦労や苦しみを経験してきたユダヤ人の思いが込められています。
どんなにひどい目にあっても、ユダヤ人の中にはあきらめない人達がいて、
彼らが残りの人たちを導いて行くのです。
今までの苦労が報われる時が来ることを、彼らは信じています。
神様は、新しい時を用意してくださいます。
新しい環境に慣れるまでは、苦労があるかもしれません。
でも、苦労は必ず報われる。これから新しい色んなことが始まります。
不安に勝る希望を見つけて、私たちも新しい歌を歌いたいものです。
牧師 田島靖則