2024年度 自己評価報告書
2025,2,21
宗教法人 日本福音ルーテル田園調布教会附属
田園調布ルーテル幼稚園
1、園の教育目標
- 個性の育つ子ども
- 相手の気持ちを考える子ども
- 工夫して遊ぶ「喜び」、安心や自信につながる「祈り」、経験を通した「感謝」の心を育てる
2、園の重点目標
本園の教育理念・教育目標のもとに評価項目を設定し、自己点検・自己評価を実施することにより、教職員が客観的に自らを振り返り教育内容の改善に取り組み、質の高い教育の実践に取り組む。
3、本園の教育理念の達成及び取り組み状況
課 題 | 具体的な取り組み方法(上段)及び 自己評価と取り組み状況(下段) | |
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キリスト教保育の実践を深める | 牧師先生からの週に一度の聖話の際、月の聖句についての話を礼拝を通して子どもたちに伝えてもらう。 キリスト教の紙芝居、絵本を整えお話に触れる機会を多く持つよう工夫する。 保育製作等に聖書の中の物などを取り入れ、子どもたちに残していくようにする。 |
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A | 手作り紙芝居を読んだり、聖書絵本を通して聖書に触れる機会を多く持った。 保育室に聖句のぬりえを置き自由に使えるようにしたり、年長組は一人ずつクリスマスのお話を紙芝居で作成したりするなど、キリスト教のお話に触れる機会は多く持つことができた。 |
4、評価項目の達成及び取り組み状況
課題(上段)及び評価 | 具体的な取り組み方法(上段)及び 自己評価と取り組み状況(下段) | |
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1 | 物的環境を整備する | 子どもたちの遊びの環境を見直し、専門的な目で見て深めていく。 園庭の玩具・遊具など、子どもが遊びやすいよう環境を整える。 |
A | 手洗い場の流しに砂取り網を取り付けるとともに、子どもたちにも使い方を確認した。 棚から玩具を取り出しやすくセッティングし、掲示などで子どもの意識を向けた。また子どもたちに片付けの意味(整理整頓、水が溜まると蚊が湧くなど)を伝え、片付けに対する意識を強めていった。 |
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2 | 人的環境を整備する | 保育者も環境の一部として考え、正職員・補助職員合わせて、全体の連携を強化していく。 |
A | 補助職員が同じ学年に継続して入り、子どもの成長を正職員と共に考え、気持ちを合わることができた。 保育後にフィードバックをする時間を取り、保育に生かしていくことができた。 |
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3 | 保護者との連携 | 保護者に園が取り組んでいる保育の良さを、対面と配信の双方を通じて知らせていく。 |
B | 保護者に自由参観や保育手伝いをしてもらうことにより、園の内側を知ってもらえる機会になり、保護者との距離が縮まった。 今年度よりICTで連絡をするようになり、すぐに配信できるようになった。その反面、写真を載せるための撮影・顔ぼかしなどに時間がかかってしまう。また保育的な観点が保護者伝わりにくくなったように感じる。対面でなければ伝わらないことも多く、日々の小さなことを細かく伝えていくよう考えていきたい。 保護者のニーズに囚われすぎず、やるべき保育をしていく。 |
評価(A…十分に成果があった B…成果があった C…少し成果があった D…成果がなかった)
5、総合的な評価結果
評 価 | 理 由 |
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A | 今年度は子どもが直接触れる教材を準備し、子どもたちにキリスト教に接する機会を多く持つことができた。物的環境と人的環境は段階的に整えていき、今年度の成果は十分達成したと思う。保護者への連携としては、職員もゆとりをもってICT配信ができるようにしていく。保育的な観点を伝えられるよう、来年度へつなげていきたいと思う。 |
評価(A…十分に成果があった B…成果があった C…少し成果があった D…成果がなかった)
6,今後(2025年度)に取り組む教育理念の実践の課題
課 題 | 具体的な取り組み方法 | |
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キリスト教保育の実践を深める | キリスト教の紙芝居、絵本を整えお話に触れる機会を多く持つよう工夫する。 保育に聖書の話を取り入れ、神様の愛を身近に感じられるようにしていく。製作などで聖書の話を残すようにしていく。 |
7、今後(2025年度)に取り組むその他の課題
課 題 | 具体的な取り組み方法 | |
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1 | 保護者との連携 | 保護者に、幼稚園での様子や子どもの事など細かいことなどは、キッズダイヤリー(ICT)ではなく、対面での連絡でやり取りを深めるようにする。。 |
2 | 教育の質向上のために、園内研修を充実させる | 保育者が積極的に研修を受け、職員間で内容を共有する時間を持ち意見交換をしながら保育に生かしていくようにする。 |
3 | 地域とのかかわりを深める | 幼稚園を広く知ってもらうために、外部へ園を開いていく。 自治体と連携を取り、関わりを深める。 |
8、学校関係者評価委員の評価
評 価 | 理 由 |
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A | 保護者との連携を行うために、ブログ、インスタ、キッズダイアリーとICTを取り入れつつも、子どもの保育を最優先に考えつつ改善していこうという姿勢がみられる。 幼稚園と地域が触れ合えるよう、地域と密接に考えていき、地域から愛され続ける園を存続させていただきたいと思います。 |
評価委員
田園調布2丁目自治会 吉田富一様
卒園生保護者 重永くるみ様
卒園生 東條健太様
在園性保護者 塩見美和様
田園調布教会教会員 河内久美様