【学校評価とは?】
学校評価の実施は学校教育法で義務付けられています。学校評価の結果は保護者などに公表するとともに、次年度の教育課程の編成に生かし、教職員一人ひとりが取り組みます。

2023年度 自己評価及び学校関係者評価

1. 本園の教育目標

  • 個性の育つ子ども
  • 相手の気持ちを考える子ども
  • 工夫して遊ぶ「喜び」、安心や自信につながる「祈り」、経験を通した「感謝」の心を育てる

2. 本年度重点的に取り組む目標・計画

本園の教育理念・教育目標のもとに評価項目を設定し、自己点検・自己評価を実施することにより、教職員が客観的に自らを振り返り教育内容の改善に取り組んでいく。

3. 評価項目の達成及び取り組み状況

1.園内・園外の環境を整える (取組方法)園内は絵本コーナー利用を充実させ、絵本に触れる機会を増やす。保護者にも幼稚園に興味をもってもらえるよう考え、園との連携を深める。

(取組状況)絵本を手に取りやすいよう新たな棚を設置。また保護者にボランティアを募り絵本の読み聞かせの機会を設けた。エアコン清掃や園内の清掃を、業者やシルバー人材の協力を得て清潔に整えるようにした。園庭の環境は、もう少し目配りし細かく整えることができたのではないか。

2.保護者との連携を深める (取組方法)保護者と直接話す機会を増やし、幼稚園の事を知ってもらう。子育て相談も積極的に行う。

(取組状況)茶話会の開催し保護者同士、職員との交流を図った。保護者に調理や保育サポートを依頼し、より深く保育を感じてもらった。インスタグラム、ブログ、キッズダイアリーを頻繁に行い、充実させることができた。 毎週の水曜日、夏休み期間に園庭開放を実施。

 

3.園内研修を充実させる

 

(取組方法)各保育者の学んだ外部研修報告の時間を定期的に取り入れる。各保育者が課題を定め、月ごとに交代で発表する。

(取組状況)外部講師を招いての実践研修の開催を増やすことができた。初めて補助職員も含めたオンライン研修を実施し、補助職員の保育の充実を図った。各自参加した研修報告を行い職員間で共有した。園行事や子どもの話し合いについての園内研修を実施し成果を上げた。

4. 幼稚園評価の具体的な目標の総合的な評価結果

学校評価の取り組み状況を常に目視できるように職員室に貼り出し、年間で確認を進めながらそれぞれの保育者が達成を目指した。今年度から始まった外部向きのインスタグラムやブログもそれぞれの保育者が積極的にかかわり頻繁にアップし、外部からの反響も大きかった。

評価項目はどれも前向きに進め、一定の効果を得ることができたと感じる。

5. 今後取り組む課題

課題 具体的な取り組み方法
1. 物的環境を整備する 子どもたちの遊びの環境を見直し、専門的な目で見て深めていく。園庭の玩具・遊具など、子どもが遊びやすいよう環境を整える。
2. 人的環境を整備する 保育者も環境の一部として考え、正職員・補助職員合わせて、全体の連携を強化していく。
3. 保護者との連携 保護者に園が取り組んでいる保育の良さを、対面と配信の双方を通じて知らせていく。

6. 学校関係者の評価

新しくインスタを活用し、園児の様子や園の出来事の発信、キリスト教保育に力を入れているのがとてもよく分かる。園児、保育者、保護者に対して真摯に向き合い、課題を設定し様々な工夫と取り組みをされていると思う。今後は園児減少傾向に対しての対策を考えながらも、個を大事にされる姿勢はそのままで、さらなる幼稚園の発展を期待している。