ご案内


園長ごあいさつ

髙瀬眞理子

 田園調布ルーテル幼稚園の子どもたちは元気です。よく遊びます。園庭中を使っての泥んこ遊び、積み木遊びなど、子どもたちの五感を豊かにします。こおりおに、ごっこ遊び、お絵かきなども、子どもたちの大好きな遊びです。
子どもたちは遊びの中から、様々な経験をします。友だちと力や思いを合わせ、考え工夫する力を養います。また、時には自分の思い通りにいかなかったり、友だちとぶつかったりしながら、自分とは違う友だちを理解し、信頼関係を作り上げ、かけがえのない互いの存在に気付いていきます。それは、子どもたちがこれから生きていく、長い人生の土台となります。保育者は一人ひとりの個性を持った子どもたちを見つめながら、同時に大勢の中で共に育ちあっていく歩みができることを大切にしています。
 田園調布ルーテル幼稚園が65年の歩みの中で、開園当初から大切にしている聖書のことばがあります。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。(テサロニケの信徒への手紙一5:16-18)」子どもたちが、互いの成長を喜んだり、お友だちの病気や怪我、そしてお友だちの頑張っている様子に心を寄せて祈る時、子どもたちのしなやかな心にも、その聖書のことばが育っているように感じる時があります。そうした日々の中から、私たちが生かされ、めぐみが与えられていることを知り、生きる喜びが生まれ、感謝の心が育ちます。それは生涯を通しての宝物となっていくのだと考えています。

 

園の特色

キリスト教保育

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章16節~18節

当園はキリスト教保育をもとに保育活動を行っています。子どもが「今」、現在の生活において喜びを持って生きることは、将来への希望を培っていくものだと考えています。日々の生活の中で祈り、喜び、感謝できるということは、いくつになってもその人を支える力となります。保育者、保護者が一緒に子供たちのことを祈りながら、成長を見守っていける園でありたいと願っています。

長い歴史に育まれた確かな保育

田園調布ルーテル幼稚園は戦後の復興に湧く1952年、地域への愛と奉仕の実践としてスウェーデン系アメリカルーテル教会の宣教師により「めぐみ愛児園」としてはじまりました。1954年東京都公認幼稚園に認可され、「田園調布ルーテル幼稚園」となりました。

当園が大切にしていること

遊びは喜びの宝庫

子どもたちの遊びの時間を大切にしています。“何をして遊ぼうか”、“どうやったらできるかな”など、大人が考える以上に子供たちは多くのことを学びます。友だちとの意見の違いや、衝突もあります。そんな中から協調性も学んで行きます。そして何より、力一杯遊べることは子供にとって大きな喜びだと考えています。

祈れる子どもは強い

各クラスでの毎日の祈りに加え、週に一度、礼拝堂に集まり静かに牧師のお話を聞きながら讃美歌を歌い、祈る時間を設けています。祈りの時間は神様とのお話の時間です。神様に愛されているということを知ることは、安心や自信につながり、強い心を育てます。

感謝の心を育てます

園生活の中で、子どもたちは様々な体験をします。そして、たくさんの“ありがとう”を送り合って過ごします。「おもちゃを貸してくれてありがとう」「手伝ってくれてありがとう」「お弁当を作ってくれてありがとう」。どんな小さなことにも感謝を忘れないことは、お互いを愛し合うことにも繋がります。

 

園の概要

クラスについて

年少クラス のゆり組 2クラス
年中クラス そら組 2クラス
年長クラス にじ組 2クラス

保育時間

月・火・木・金 午前9時~午後2時
午前9時~正午
午前9時30分~10時10分
☆各クラス担任制。担任プラス補助の先生でクラスを担当します。
☆縦割り保育も年間を通して行われています。
☆一人一人を大切にし、認め、受け入れ合い助け合うことを大切にしています。

 

よくある質問Q&A

入園について


クラスは何人の先生で担当されますか。

1クラスにつき担任プラス補助教員で担当します。補助の人数はクラスの様子や、人数により異なります。


制服はありますか。

私服です。子どもたちは動きやすい、いつも着なれている私服で登園し、思い切り遊んで汚れた時には自分たちで着替えをいたします。スモッグや作業着は着用いたしませんが、クッキングの時にはエプロンをつけたり、体操の時には体操服を着たりと、活動にふさわしい服を着るようにしています。


幼稚園にはどのあたりから通われていますか。

大田区、世田谷区を中心に、目黒区、品川区、川崎市、横浜市などからいらっしゃる方もおられます。


学区によっては小学校に上がった時にお友だちがいないのではと不安です。

園生活の中で、子どもたちは様々な友だちと一緒に生活する力を身につけていきます。自分以外の子とどうしたら楽しく仲良く過ごせるかを幼児期に経験することで、新しい環境に行っても、周囲の子と上手に関係を結んでいけるようになります。


発達支援を必要とする子どもの受け入れはありますか。

子どもたちの成長発達は、一人ひとり皆違います。それぞれの子どもたちの姿に合った保育を心がけております。そして子どもたちは、お互いのことを認め合い、思いやったり助け合って生活しています。どうぞ事前にご相談ください。


園生活について


給食はありますか。

当園はお弁当です。子どもたちは、毎日自分のためにお弁当を作ってくださった方へ感謝をし、神さまへ与えられている豊かな恵みに感謝の祈りを捧げてお弁当をいただきます。お弁当に込められた思いは、しっかりと子どもたちの心に刻まるものです。
また、0が付く日(10・20・30)は、「O-day」と呼び、皆でおにぎりだけを持ってきていただく日としています。


園バスはありますか。

ありません。園の行き帰り、保護者の方とのコミュニケーションを大切にしてほしいと思います。手を繋ぎ、季節の変化を感じたり、その日の園での出来事をお話する幼児期だけの特別な時間を過ごしてください。


日曜日の礼拝について教えてください。

日曜日は午前9時40分から30分間、日曜学校を行っています。キリスト教では日曜日から一週間が始まります。ルーテル幼稚園でも、この日曜礼拝の時を大切にしております。子どもたちは聖書のお話を聞いたり、讃美歌を歌ったりして過ごします。同じ時間に保護者向けの礼拝も行っていますのでどうぞご参加ください。